rocksbox、米国発の定額ジュエリーレンタル
2017年10月24日
米国のサブスクリプションジュエリーサービスとして成長を続ける「rocksbox(ロックスボックス)」。月額制で何度でもジュエリーの借り換えができ、国内でいう「定額レンタル」に近いものだ。人気の理由を、同社に出資するオプトベンチャーズ(東京都千代田区)に聞いた。
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数万人利用、欧州も視野に
ロックスボックス(以下、RB)は、2012年の開始以来アクティブ会員数が数万人規模に拡大。「黒字化が見えており、対象エリア・国を拡大するフェーズ」(守屋佑香氏)に入っている。RB社は欧州展開なども視野に入れ、2020年に会員数を現在の10倍、売上高100億円を目指すとしている。
RBは月額21ドルで1回あたり3点のジュエリーを借り、月に何度でも交換できるサービス。ユーザーのスタイルプロフィールを元に、RB社のスタッフがジュエリーを厳選。ケンドラ・スコットを始めとした30ブランド以上の高級ジュエリーや、デザイナーズブランドの商品が揃う。好みの商品は新品定価の20%オフで購入も可能だ。
ロックスボックスでは、ユーザーのプロフィールを元にジュエリーを選んでくれる。
写真はあるユーザー向けにスタイリスト・アマンダ氏が選んだネックレス・カフ・イヤリング
購入前お試し需要キャッチ
425号(2017/10/10発行)20面