総合リユースの「キノトリ」、買取方針切り替え
2017年12月12日
月間売上1.5倍に
キノトリ(東京都渋谷区)が買取りの方針を切り替え、総合リユース店インディゴの月間売り上げを半年で1・5倍に引き上げた。売り場面積35坪で、月間400万〜450万円を売り上げている。
流行を取り入れた商品を扱う
同店はプラスサービスが展開するFC店。旧オーナーからキノトリが5月に譲り受けて刷新した。
同社は買取りの幅を敢えて狭めた。例えば衣類の場合、「トレンドが取り入れられていて、求めやすい価格帯のもの」をセレクトする。具体的には直近の3年以内に販売されたセレクトショップ系の製品で、且つ販売価格が3000円〜1万円のものを中心に取り扱うという。
「以前は集まってくる商品を並べていましたが、『おしゃれなセレクトショップのような店づくり』をコンセプトに仕入れる商品を厳選することにしました」(服部祐介代表)。
品揃えの変化に伴って、おしゃれにこだわりのある客層が増加。買取りでもトレンドを押さえた商品が入荷されることが多くなった。トレンド感のある品揃えが売上げに直結し、短期間での成長を実現した。
キノトリ 服部祐介代表
429号(2017/12/10発行)2面