【パシフィックネット】、法人向けLCM強化
2017年12月14日
店舗は縮小へ
中古PCを扱うパシフィックネット(東京都港区)は11月16日、店舗部門の縮小と、法人向けLCM事業(PC、スマホ、サーバー等のIT資産を導入・運用から廃棄まで管理する仕組み)の更なる強化を取締役会議で決議した。
同社は、フローからストック中心の収益構造への転換を図るため、IT機器のLCMを事業ドメインに設定し強化。その結果、同サービスは平成30年5月期第1四半期には、平成27年5月期第1四半期と比べて売上高絶対額で198%、全売上高に対する構成比で17・7%から36・4%へ拡大する等、一定の成果が出た。
一方店舗部門は、ネット販売の急速な伸び等環境変化を受け、成長を見込むのは困難であるとし、縮小する。閉鎖店舗数は未確定だが、秋葉原中央通り店はイオシスに承継した。
429号(2017/12/10発行)4面