人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのかレポートする。
棚の奥の商品も見やすく
棚の下まで光が入り商品が見やすい
古道具店のハープス(東京都八王子市)では、店内ディスプレイ用の木製棚の内部に灯りを設置し、商品をより見やすくした。
段のある棚に商品を置くと、店内の灯りが棚の内部まで届かず陰になり、商品が見えにくい事が悩みだったと言う。ディスプレイ用の棚だけではなく、実際に販売している照明も灯りの電源を付け、店内に彩りをつけている。商品が見難く困っていた棚に灯りをともすことで、昼と夜で店内の雰囲気も180度変わると言う。
「ただし、全面ガラスの棚の内部に灯を埋め込む事は照明が反射し眩しい為、あまりおすすめできない」と小坂悟氏は語る。
見通しの良い通り沿いにある店舗
また、沢山の人に足を運んで貰えるよう、店内のデッドスペースの有効活用も考え、展示場として貸し出しもはじめた。デッドスペースの床も張り替え、第一弾がもんぺの展示と言う。もんぺの種類はあたたかい秋冬用・薄着の春夏用・割烹着・エプロンがある。サイズはM・L・LLの3サイズ。
ガレージランドハープス 小坂悟氏
430号(2017/12/25発行)21面