第69回 スマホの新しい買取方法を体験
自分で査定金額を出せる「愛回収」
明けましておめでとうございます!2018年もどうかよろしくお願いします。
さて、今年度一発目は、中国深センで見つけた新しいスマホの買取「愛回収」の体験レポートです。
●「愛回収」とは
大きなタブレット(写真1)を操作しながら、自分で自分のスマホを査定する買取方法です。イメージ的には催事で、スペースは3坪ほど。中国の大都市(上海、北京など)で展開されています。
タブレットの隣にはスタッフがいて、操作方法の説明や実際の買取業務はその場で行っていました。
写真1:右側の多きなタブレットが「愛回収」。
スマホやパソコンの査定・買取り希望の人で賑わっている
●実際に体験してみました
査定の際に入力した項目は以下の通りです。
日本と査定項目は遜色ないように感じました。
今回査定したのは「iPhone6 64Gゴールド、水濡れあり」です。端末の状態に合った価格が提示されます。
写真2:査定結果
・スマホの種類
・SIMフリーかどうか ・容量
・どこ製か
・色
・使用期間
・外装の状態 ・iCloud解除できるか(※iPhoneのみ) など。
・SIMフリーかどうか ・容量
・どこ製か
・色
・使用期間
・外装の状態 ・iCloud解除できるか(※iPhoneのみ) など。
「愛回収」の一番のウリは、自分で入力して査定金額を出せること。
大きなタブレットで目立つし、集客効果もあります。
日本でもデモンストレーション的な買取りが主流になるかも?
携帯市場
粟津 浜一 代表取締役
<Profile>
1979年12月岐阜県生まれ。2004年筑波大学大学院修士課程修了。ブラザー工業株式会社を経て、2009年株式会社アワーズを設立、2017年に株式会社携帯市場へ社名変更。中古携帯市場動向セミナーを数回開催。これまでに500以上店舗に中古携帯事業を展開、コンサルを行っている。
431号(2018/01/10発行)18面