人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回は総合リユースの2店をレポートする。
京成小岩駅から近い所にある
リサイクルショップりんご(東京都江戸川区)の吉田一如店長は、地域のバックアップを受けて成り立っていると話す。地域密着で顔見知りが商圏に沢山いる事が同店の強み。店舗近隣には学生時代の同級生が住んでおり、その同級生の子供が生まれ、世代を超えて利用してくれると言う。また、商店街・町内会のイベントにも積極的に参加している。
商店街での取り組みは、基本年1回キャンペーンだが、昨年は例外で年2回あったという。昨年2回の取り組み内容は、500円以上購入した人に抽選券を配布と、500円以上お買い上げの人にスタンプを1つ付け、3つ貯めると抽選券と交換できる取り組み。キャンペーン期間は1週間程。別途参加経費も徴収されたが、例年1000〜2000円程。
商店街マップ。支部毎に分かれている
同店の町内会費は月2000円。「各地方自治体により金額や取り組みは異なるが、地域の盛り上がり具合と町内会の徴収経費は比例している。役員就任やチラシ配布等を面倒と思う事もあるかもしれないが、私は来客が増えるメリットがあると考えています」と語る。
リサイクルショップりんご 吉田一如店長
433号(2018/02/10発行)12面