アシスト、リユース店向け在庫共有サイト

『クシリキマーケット』開設

直営・FCで6店の買取店を展開するアシスト（神奈川県大和市）は3月26日、B2B在庫シェアサイト「クシリキマーケット」をプレオープンする。同サイトでは、リユース業者が家具・家電を中心に商品をオンライン上で売買できる。

クシリキマーケットのトップページ

プレ期間中は、アシストが自社在庫から商品を提供。初期在庫は1000点を予定している。買い手業者に向け2月下旬より先行受付を開始し、先着50社にアカウントを発行。正式版のリリースまでの約3ヵ月間、無料で仕入れのみ参加できる。6月にリリース予定の正式版では、出品と売買データの閲覧もできるようになる。

正式版では買い手手数料が無料で、売り手手数料は10％を予定（外税方式）。利用料金プランは月額換算で980円〜。今後の計画については「既存取引先や、月間10万PVある自社HPからの周知などで、1年以内に1000アカウント発行が目標。2021年までに東京・神奈川に計3ヵ所の物流拠点を設け、当サービスで年間流通15億円を目指します」（開発担当 及川進規氏）と話す。

出品時は商品の「汚れ」を5段階、「使用感」を3段階で評価。さらに、商品状態を伝える動画も投稿できる。

「こだわりは、きちんと商品状態を伝えること。これまで各々の主観で商品状態を評価していたが、当サイトを通してスタンダード化することで、業者間取引の効率を上げていきたい」（及川氏）。

アシスト　開発担当　及川進規氏

434号（2018/02/25発行）3面