【一工夫レポート】グッドフォーチュン アンティーク商品には荏油を使用
2018年04月07日
CASE2 グッドフォーチュン 港南店
一工夫レポート
成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らしている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、文房具店など4店をレポートする。
成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らしている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、文房具店など4店をレポートする。
アンティークの風合いを 荏油(えあぶら)で守る
総合リユース店のグッドフォーチュン港南店(神奈川県横浜市)では、商品毎にクリーニング方法を変えている。
例えば家電商品は、マジックリンと漂白剤を使用。アンティーク商品 は、荏油(えあぶら)を使用している。
「マジックリンと漂白剤は、手元に来た中古家電を、新品に近い状態に掃除できる為、セットで使用しています」(堀部陽介取締役経理部長)。
また、アンティーク商品は、昔の風合いを残して汚れを落とす為、マジックリンや漂白剤ではなく〝荏油(えあぶら)〞を使用。布に数滴垂らし、商品を磨く様に軽く擦って使用しているという。
▲赤丸が荏油を使用した箇所。右上:使用している荏油の写真
〝荏油(えあぶら)〞とは、植物のエゴマから取れる油。古くから建築などで使用している。乾性油で防水効果がある。 数ある荏油の中でも、太田油脂が販売している純正荏油を使用しているという。
主に家庭用サイズではなく、量が多い物を使用。家庭用に比べて量が倍以上ある為、2〜3ヶ月に1度の購入で足りるという。
▲横浜市営地下鉄ブルーライン上永谷駅が最寄り
▲堀部陽介 取締役経理部長
第436号(2018/03/25発行)17面