【ブランドオフ】ブランドアパレル月販倍増!銀座本店改装が契機に
2018年07月13日
中古ブランド品の買取販売事業を行うブランドオフ(石川県金沢市)の銀座本店がブランドアパレルの月販を4月から倍増させた。
同店は4月に建物内地下1~2階と地上6~7階の店舗の大胆なレイアウト変更を実施。
地下にあったブランドアパレルフロアを7階に移動。
同店の売り上げの5割を占めると言うエルメスに特化した6階と繋げた。
これにより、エルメス目的で来店した富裕層の動線をアパレルフロアに繋げる。
以前のレイアウトだと、富裕層が6階のエルメスと7階の時計宝石に集中してしまい、離れた地下の古着に客足が伸びなかったのだと言う。
▲開放感を演出するレイアウト
「『古着』がそもそも選択肢に入っていなかった層も、意外な商品が見つかり、安く手に入ると喜んで何度も足を運んでくれるようになります」(漆屋育代マネージャー)。
また、特に銀座の富裕層は一度着ただけのハイブランド品を買取に出すこともあるという。
宝石・時計のフロアは地下1階へ移動。
「宝石や時計は目当てで来るお客様が多いので、フロアの影響を受けにくいのだと思います」(漆屋氏)。
また、地下2階はルイ・ヴィトン専門のフロアに変更した。
現在同店の売り上げ全体の10%をアパレルが占める。
▲マネージャー 漆屋育代氏
第443号(2018/07/10発行)4面