【アシスト】在庫取引サイト正式始動、月3000点掲載目指す
2018年07月28日
▲開発担当 及川進規氏
在庫取引サイト正式始動
家具家電等、月3000点掲載目指す
神奈川・東京に買取店を展開するアシスト(神奈川県大和市)は8月、業者間で在庫の売り買いを可能とするオンラインサイトをリリースする。サイト名は「クシリキマーケット」。
同サイトでは主にリユース店がネット上で商品売買の取引ができる。
3月にβ版をリリースし、3~7月は会費無料で24業者に先行して買い(仕入れ)のみを可能としていた。
▲クシリキマーケットで出品される家具など
同期間の取引総額は1000万円超。在庫はすべてアシストが調達し、家具家電を中心に月間700点程を掲載していた。
「買い手業者からは、ピンポイントで必要な商品をネットで仕入れられ、リアルの市場とは違う便利さがあると、反響もいただいている」(開発担当 及川進規氏)
正式リリースに向けて同社は、7月に1000平米の倉庫を相模原市内に設けた。
同社含め売り手による出品商品はすべて同倉庫で保管。
▲1000平米の相模原倉庫
値付けに関しては、同サイトに蓄積する取引データと「汚れ」「使用感」を見てアシストが価格を決める。
買い手による購入商品の受け取りは、同倉庫やアシストの大和店・八王子店での直接引取か、配送かを選択できる。
同社はまず、同サイト上で月間3000点の商品掲載を目指していく。
第444号(2018/07/25発行)4面