BAインターナショナル、中古サイクルウェアが好調

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BAインターナショナル、中古サイクルウェアが好調

2018年09月29日

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5-A①.JPG▲中古サイクルウェア、シューズ、ヘルメット等に特化した「ビチアモーレ外神田店」

中古サイクルウェアが好調
専門店開設1年、月間利益100万増

サイクリング専用の中古衣料に特化した専門店「ビチアモーレ外神田店」が好調だ。ロードバイクの買取・販売を手掛けるBAインターナショナル(兵庫県芦屋市)が昨年10月に開設した。オープン当初より月間利益が100万円増と、賑わいを見せる。同社はビチアモーレ外神田店の他、芦屋と東京麻布に中古ロードバイクの専門店を2店展開している。


車両、ホイール、フレームといった買取・販売がメインだが、一部の個人や法人取引で、サイクルウェアの買取りを行うようになり古着専門店として外神田店を立上げるに至った。外神田店周辺には、ワイズロード、ラモーンバイクス、マイロードといった新品を扱う自転車店がひしめきあう中、「自転車愛好家の間では、新品・中古の利用シーンが棲み分けされ、相互に送客ができている」(山岸光介店長)と話す。

5-A②.JPG▲ビチアモーレ外神田店 山岸光介店長

また、「主要ブランドであるラファ、パールイズミ、カペルミュールなどが新品小売価格として1万5000円程度を打ち出す」(山岸店長)中で、外神田店は中古商材を中心単価3000~5000円程で販売。安さを訴求したことが好調の要因と話す。「サイクル衣料は肌に直接触れる物であるため、リユース業者の多くが扱うのに敬遠しがち。


ニッチ商材ながらもヘビーユーザーが多く、事業として感触はとても良い」(同店長)ビチアモーレ外神田店は約14坪の売場にサイクルウェア、シューズ、ヘルメットなど約1500点を提供。月間間のレジ通過数は300~400人で客単価は5000円程。

第448号(2018/09/25発行)6面

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