銀座円窓乃やゝ、ガラス什器で解放感
2018年11月04日
じゅうきのつかいかた
人が集まるところには必ず理由がある。どんな工夫を凝らしているのか。今回の什器の工夫をレポート。
銀座円窓乃やゝ(東京都中央区)
ガラス什器で解放感
着物丈幅チェック役立つ
京都に本社を構える着物店銀座円窓乃やゝ (東京都中央区)は、骨組みがブロンズでできている日本製のガラス什器を活用。その理由は、店内に足を運んでくれたお客に、日本らしさを伝えたいからだ。ここで表現している日本らしさは、着物をメインに着用している時代と、オーナーの故郷の京都の雰囲気。日本製ガラスの什器は、高さ100㎝。着物を広げ、丈や幅など大きさを確認するのに役立てている。
「現在のガラス製什器は、商品がどこにあるかわかりやすく、店内が明るくなりました。以前も日本製の高さが2m以上ある木製什器を使っていましたが、5方向を囲み、バックヤードを繋いで扉を隠すように置いていたので、店内が暗かったです」(五嶋薫スタッフ)。
▲Befor
▲After
以前は2m以上の木製什器で店内が暗かったが、今は明るくなった
▲ガラス什器は、下をあけたり、物を入れたりスキマも有効活用できる
会社名:やゝ
所在地:京都府京都市
運営責任者:大籔 ややこ
事業内容:京都祇園と東京銀座、オンラインショップを構えている。
アンティークからテッドストック・未使用品などの着物・帯・小物を中心に取り扱っている。
人気上昇の「男の着物・YAYA for men」「YAYAFUTURE」連動商品もオンラインショップにて購入可能。
第450号(2018/010/25発行)14面