アイカサがローソンで傘シェアサービスを開始

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アイカサがローソンで傘シェアサービスを開始

2019年03月02日

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▲ローソン内に設置されたシェア傘

ローソンで傘シェア
都内4店で試験運用

東京・渋谷を中心に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開するネイチャー・イノベーション・グループ(東京都渋谷区)が、ローソンでサービス提供を開始した。2月7日から都内4店にシェア用傘20~30本を設置する。ローソンは2020年2月まで試験運用し、導入店の拡大を視野に入れつつ、ニーズや店頭での傘販売への影響を検証していく。利用するにはLINEで登録後、クレジットカード情報を入力する。

傘に付属しているQRコードを読み取るとロックを解錠して利用を開始できる。料金は1日70円~で、紛失した場合には864円を支払う。アイカサは渋谷区を中心に飲食店など現在100拠点以上で展開しており、利用を開始した場所以外でも返却が可能。丸川照司CEOはシェアリングを通じたビニール傘廃棄の解決をテーマに掲げている。「こうした取り組みに、大手を含めた社会が意識高く動き出している空気感を感じる」(同氏)と話し、拠点拡大にドライブをかける。

アイカサは2月5日にはメガネスーパーの都内30店舗でもサービスを開始しており、今後はオフィス向けの展開も始めて行くという。4月までに都内300拠点まで広げたい考えだ。アイカサはベータ版を経て昨年12月に本運用を開始。2月の時点で登録ユーザー数は3500人となっている。

5-B②.jpg▲丸川照司CEO

第458号(2019/02/25発行)5面

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