委託はリサイクルショップの有効な商品調達手段だ。今回はレディースの古着やバッグを中心に手がけるブルームに、委託の際の値付け方法を聞いた。
値決めは店とお客の相談で
委託は値決めの前に、まず委託を受けられるかどうか検品する。まずチェックするのは「タグ」「首周り」「袖口」だ。ここがよれていると使用感が出やすい。また、原則的に購入3年以内。ブランド品やデパートランク以上で、季節に合ったものが対象に入る。そこから外れるものは断ることもある。
売れる価格を店側から提案
販売価格はお客と相談しながら決める。委託はお客から商品を預かって、売れたら売価の何%か還元する仕組み。お客に所有権があるため、買取りと異なり価格決定権もお客にあるからだ(ブルームは預かり手数料1点100円、売れたら売価の65〜80%を還元)。
shop DATA
ブルーム中山店・千葉県船橋市
ブルームはプレジャーリンク(千葉県船橋市) が千葉と東京で1店舗ずつ運営するリサイクルブティック。委託8割で買取り2割の構成。中心顧客は手頃な価格でおしゃれに挑戦したい50~70代の専業主婦。商品単価は平均5000円~1万円。 「会話」「委託できる」「楽しく買い物できる」を経営の三本柱にしている。
ブルームはプレジャーリンク(千葉県船橋市) が千葉と東京で1店舗ずつ運営するリサイクルブティック。委託8割で買取り2割の構成。中心顧客は手頃な価格でおしゃれに挑戦したい50~70代の専業主婦。商品単価は平均5000円~1万円。 「会話」「委託できる」「楽しく買い物できる」を経営の三本柱にしている。
335号(2014/01/10発行)12面