グリモワール、読モが古着スタイリング
2014年02月12日
コンセプトは「異世界」
レディース専門のアンティーク古着店グリモワール(東京都渋谷区)の業績が、右肩上がりで伸びている。
2013年3月期は前年比160%の売り上げで、2008年の創業以来増収を続けていると言う。
同社は渋谷に9坪と20坪の店舗を展開。チェコ・ドイツ・オーストリアなどから仕入れた50〜70年代のビンテージ古着や、製造から100年経過したアンティーク古着を販売している。
特徴的なのは店頭スタッフ7名中、ファッション雑誌の読者モデル経験者が4名在籍している点だ。お客に合わせてスタイリングを提案する接客スタイルが好評で、20〜30代前半の根強いファンがついている。スタッフにプレゼントを渡すお客もいると言う。
同店のコンセプトは「都会の中の異世界」。ツタやアンティーク雑貨、照明による演出で、幻想的空間をつくりだしている。
337号(2014/02/10発行)2面