ケータイパラダイス、カスタムに業態転換
2014年03月13日
女性客狙い奏効
「ケータイパラダイス」を運営するスペースファイブ(東京都新宿区)は、中古携帯販売からiPhoneの修理・カスタムに転換して成功している。
2013年8月期の売り上げは、前年比27%増の7000万円だ。このうちの7割をカスタムで稼ぐ。
同社はカラバリ豊富な液晶パネル・フレームなどを使い、ファッション感覚の外装カスタムを展開。
カラーごとに異なるイメージ写真を揃えており、例えば六本木の夜景をバックにジーンズのポケットからカスタムしたiPhoneが覗いている写真などを掲示。「セレクトショップのようなイメージ戦略」(吉野忍社長) が奏功し、20〜30代の女性を中心にお客を増やしている。
339号(2014/03/10発行)5面