大塚家具が中古買取開始
2016年10月04日
リユース大型店も2店
大塚家具(東京都江東区)が下取りを伴わない中古家具の買取りを始めた。集めた商品は、10月中旬を目途にオープンする「IDCOTSUKAアウトレット&リユース大阪南港」で販売する計画だ。
「中古に力を入れる」と話す大塚久美子社長
「中古家具を紹介する場面をつくります」。大塚久美子社長は9月8日の記者発表で、リユースの大型拠点を作ると話した。
大塚家具は大阪南港ショールームの一部、約5500平米をアウトレット&リユース店に切り替える。また同日、横浜にある約4200平米のアウトレット専門店も同業態にリニューアルする。中古家具のショールームとしては国内最大級となる見込みだ。
同社は昨年、リユース事業を行うべく子会社リンテリアを立ち上げ下取りや中古の試験的販売を行ってきた。9月8日からは買取りにも着手し、整備した良質な中古家具を新業態の店舗中心に本格販売する。現状中古を6店で扱うが、今後リユース専門店の出店を進める構想もある。
再生した良質な中古家具を販売
400号(2016/09/25発行)1面