energy closet、不要服の交換イベント開催「来場者1日100人超えも」
2021年06月11日
不要服の交換イベント
来場者は1日100人超も
イベントの様子
都内各所のレンタルスペースで、不要になった洋服を3着持ち込んで新たに3着交換できるポップアップイベント「closet to closet」が20代男女を中心に支持されている。運営はenergy closet(東京都渋谷区)。1日で来場者が100人を超えることもあり、好評を得ている。
同社の三和さゆり社長は19年12月頃に、30~40着の在庫から事業をスタート。同イベントには現在200~300着の在庫を運用できるまでに拡大させている。引越しで不要になった服やスタイリストが撮影で使用した後に不要になった服など、イベント時に来場者からの提供で在庫を得ている。回収した商品の内、約1~2割程度は汚れや毛玉などにより使用できないため、個人でリメイク販売を行う人に提供を行っている。
三和社長は「服が大量に捨てられる現状が嫌で、自分で何か改善できることがないかと考えことがきっかけ。3着交換できる中で、トレンドから外れた自分のファッションを模索、作れる場として運営していきたい」と話す。
同イベントは毎月第一日曜日に開催。事前予約制で参加費は3000円。
第513号(2021/6/10発行)3面