RAISE、四国で国内古着特化店

四国の徳島県と香川県で1店舗ずつ古着特化型のリユース店を展開するのがRAISE（徳島県徳島市）だ。総合リユースショップ風な外観だが、陳列商品の約9割が古着。主に店頭で買取した国内古着を再販しており、売価1000円以下の商品を中心にすることで、輸入古着店や大手リユース店と差別化している。

店頭買取でほとんどの在庫を仕入れる

同社は「tradestyle」と「spinful」という屋号でリユース店を広げ、年商はあわせて7000万～8000万円程度。在庫はシーズンによるが取材時だと1万着ほどで、新店にあたるspinfulは携帯ショップの跡地に出店した。中心客層は周辺地域の40代男女で、ロードサイド店のため車での来店が多い。仕入れは店頭買取がメインで1日10件ほど買取りの持込みがあり、多い日には20件になる。「店内掲示やSNSで買取案内はしているが、おそらく外の大型看板を見て持込みに来る方が大半では。外観が持つ認知の力は大きい」と竹内雅浩代表。

第605号(2025/04/10発行)3面