今回はSEOに強いHPを作るための基本的な設計やコンセプトについて解説します。まずコンセプト設計ですが、「Webサイトは誰に、何を伝える(行動してもらう)為に制作するのか」が要です。「SEOに強いHP=集客につながるHP」だけではダメで、ターゲット(誰に)とゴール(何をしてもらうか)をしっかりと設計する必要があります。
- サイトマップ
サイトの大まかな方向性が決まったら、次がサイトマップです。下図は、SEOを意識した買取サイトのサイトマップになります。最近のトレンドから特に重要なのは、(1)買取商品詳細ページ(2)店舗詳細ページ(3)コラムページの3つです。
主に買取サイトでは「商材名 エリア 買取」というKWでアクセスを集めたい会社が多いはずです。こうした既に顕在化したユーザーニーズをカバーするページが(1)と(2)です。(1)では商材名やブランド名など、比較的検索ボリュームの多いKWを狙っていきます。先程のコンセプトで地域のお客様を集めたい場合は「『エリア名』でブランド品の買取りなら『店舗名』」のようなタイトルのイメージです。その商材を売りたいと考えているお客様が考えること(買取相場・買取方法・他社との違い・どんな人が対応してくれるか・・・等)をページ内で網羅します。自然と数千〜1万字くらいのボリュームになると思います。
第519号(2021/9/10発行)5面