SHINPIN、複数の古着からリメイク商品を製作 年間400点を販売する
2021年10月11日
リメイクブランド店シンピン(東京都葛飾区)は古着からリメイク服を製作している。1年で約400点をリメイクし、ネットショップや関係のある古着店で販売。昨今のSDGsの動きもあって、素材となる古着の寄付をよく受けている。
リメイク年間400点
ネットや古着店で販売
販売しているリメイク商品
シングウ夏海店主は、文化服装学院を卒業後に古着店などで販売職を経験した。持ち前のスキルを店から買われ、リメイク商品を一角で販売。それをきっかけにリメイクデザイナーとして活動を本格的に始めた。「複数の古着から一つのリメイク商品を作っている。昔から海が好きで、環境問題は意識していた」とシングウ氏。ポシェット・ベルト・トートバッグ等も扱う。
仕入れ先は様々で、行政の運営するリサイクルショップや古着の卸倉庫や以前のアルバイト先など。最近はメディアに出たこともあり、アパレルの販売員やブティックオーナー等から寄付も受けた。
古着店とのコラボもある。傷や痛みがあって販売できない余剰古着を店から受け取り、同氏がリメイクを施し、委託販売という形で同じ店先で販売している。
シングウ夏海店主
第521号(2021/10/10発行)5面