埼玉総合オークション 会場:埼玉県さいたま市
買い手が購入しやすい体制づくり
道具市を開催するテント内に段差付きの席を設け、後方でも見やすくした
4月に1周年を迎える古物市場「埼玉総合オークション」が、取引数の多い市場だと話題だ。道具市は毎週火曜日、骨董市は毎月第二・第四土曜日に開催。1度の道具市で、600件を競る。
「購入しやすいよう工夫し買い手を増やすことで、商品が集まっています。ジャンルが多種多様で『これが強い』という商品がないこと自体が、強みです」と同市場を運営する日通トレード(埼玉県さいたま市)の栗原浩司部長は話す。
第605号(2025/04/10発行)7面