ドンドンアップ【第22回】、ゴメンナサイ「スタッフへの手紙」Ⅱ

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「倒産1000本ノック」

ドンドンアップ【第22回】、ゴメンナサイ「スタッフへの手紙」Ⅱ

2022年04月02日

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倒産1000本ノック

毎日ピンチ、でも倒産はしたことない!?古着で一世を風靡するドンドンアップ(岩手県盛岡市)岡本昭史社長による凄絶ノンフィクション体験記の第22回。

(前回までのあらすじ:数え切れない倒産危機を乗り越えて来たドンドン。その陰には、ドンドンのビジョンやミッションに共感してくれるスタッフが必ずいた。しかし給与遅延も日常茶飯事の日々・・。岡本社長は支えてくれるスタッフに涙の謝罪とメッセージを綴る)

続く涙の給与遅延...仲間に誓う恩返し

スタッフへの手紙 その2

「みんな、毎回申し訳ない。ありとあらゆる資金調達をしたけれど今月も間に合わない。そしてみんな頑張ってくれているが、3月の売上が悪すぎて本当に今月は厳しかった。

今月は、ある社長さんと自分がフルマラソンに出て、そのタイム次第で4200万円の契約をしてもらうという賭けに乗ってもらった。前年が5時間半で惨敗したので、今回は1時間半タイムを短縮し4時間切りが目標。練習不足だったけど、足がもげても死んでも4時間を切ろうと思って走った。結果3時間56分。死にそうだったけど、間髪入れずこの社長に電話を入れて契約にこぎつけた。

他にも取引先業者さんに卸の1年分の支払いをお願いして1000万円先払いしてもらったり、この3週間で6200万円の資金を投入したが、全体の売上減少で負けた...。

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第532号(2022/3/25発行)21面

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