買取王国、新業態は「古着買重視」店
2016年04月25日
名古屋・栄で女性服集める
屋号はWHYNOT
古着やホビー商材を中心とするお宝系リユース店の買取王国(愛知県名古屋市)が3月18日、衣類・ブランド品を扱う新業態の1号店をオープンした。屋号はWHYNOT(ワイノット)。
ワイノットの売り場面積は30坪。単価数千~数万円の商品を揃えるが、買取り主体の位置付けで運営する方針だ。既存店では集まりにくい高単価品やハイセンスなアイテムを買い取れるよう、「名古屋市内でもファッションの最先端を行く栄地区」(長谷川社長)に出店。パルコ東館と西館の間に店舗を構え、セレクトショップのような内装を作った。
同社は特に、レディースの買取増を目指すと言う。十分量を揃えれば、「女性客が子どもや親などを連れて来店するようになり、客数の伸びに繋がる」(長谷川社長)という考え方だ。古着で長期的な成長を持続するため、女性向け衣料の強化が不可欠と判断した。
ワイノットの店内。現状はメンズの比率が高いが、レディースを伸ばす考え
390号(2016/4/25発行)5面