山久商会、古着卸売り事業で年商8億円 米国からの仕入れが強み
2022年05月08日
17年に創業した山久商会(東京都福生市)は、古着卸売りを主な事業として年商8億円を叩き出す。米国からの仕入れが強みで、メジャーなブランド古着はもちろんのこと、特にデザイン性の高い古着を得意とする。幅広い商品ラインナップを用意することで、顧客の心を掴んでいる。今後は催事と小売りの販売にも注力し、さらなる成長を目指す。
古着卸、5年で年で年商8億
小売にも注力
米国現地にバイヤーが多数いる
同社は約40人のバイヤーを抱え、米国で仕入れを展開している。ハンドピックと呼ばれる、現地でスタッフが直接手に触れて買いつける手法を採用し、状態の良い古着を選び抜く。そのため、状態の悪い品はほとんど輸入されず、入ったとしても「訳アリ品」などと明記した上で卸している。山下公一代表は「コンディションの良さには自信がある」と説明する。
第535号(2022/5/10発行)3面