無印良品、自社回収古着を販売
2015年03月26日
藍色に染め直し1点モノに
無印良品を運営する良品計画(東京都豊島区)が、3月5日から古着の販売を開始した。回収した自社商品を藍色に染め直し、まずは天神大名店で提供する。プロジェクト名は「re-muji(リムジ)」。予想以上の売れ行きを博していると言う。
全国約350店の無印良品店舗で自社製の不要になったシャツやカットソー、ボトムや雑貨などを回収。再販可能なモノを選別して洗浄し、藍色に染め直す。
濃淡や風合いの異なる藍色に染めることで、不要衣類は、「1点ものの古着」に生まれ変わる。元値は5980円のチュニックなどもあるが、古着価格は一律2900円。ほとんどが新品時より安く購入できる。
TVなどメディアで注目され放映されたことも手伝い、福岡・天神大名店のオープンと同時に提供を開始した「リムジ」の古着は予想以上の売れ行きだと言う。
364号(2015/03/25発行)1面