「0から始める古物開業Story」第38回、友人に店舗づくり任せてみた 前編

検索

「0から始める古物開業Story」

「0から始める古物開業Story」第38回、友人に店舗づくり任せてみた 前編

2024年12月25日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0から始める古物開業Story

空き家を無償譲渡してもらい古着屋の2店舗目を出店する計画ですが、実は計画が遅れています。今年11月には開店予定だったのを来年1月中旬に変更。というのも、内外装や什器の制作などを、とある人物に依頼したためです。その方は芸大4年生のHさんで、お店のお客さんとして知り合ったのがきっかけでした。

芸大生とのコラボで2店舗目をデザイン

飲み屋で提案受ける

MINT 店舗のデザイン及び内装を担当する芸大生のHさん店舗のデザイン及び内装を担当する芸大生のHさん

芸大で建築を専攻しているHさんは「古着屋かカフェを持ちたい」という夢を持っていて、僕のもとまで何度も相談しに来ていました。開業に向けて大学を休学して色々と試行錯誤していたみたいですが、学生起業があまり現実的でないと判断。いったん就活をし、内定をもらった後はふらふらしていました。ノリのいい人だったので、僕の主催する古着イベントを手伝ってくれたり、買付けに同行してくれたりして、いつしか半分友達みたいな関係に。手伝ってくれたイベントが一応成功に終わった後、二人で打ち上げ兼飲み会をしていると、その席で彼は「やっぱりお店を作りたいんです」と話しはじめました。僕は「へぇ」と相槌を打っただけでしたが、彼は続けて「だからリュースケさんがやろうとしている2店舗目、僕に作らせてもらえませんか?」という提案を持ち掛けてきたのです。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第598号(2024/12/25発行)18面

Page top
閉じる