メルカリShopsのリユース事業者出店が物価上昇前比で1.5倍、取引数も2倍強に
2023年02月14日
メルカリShopsでの中古品取引が活発に
フリマアプリ「メルカリ」内で事業者がネットショップを開設できるサービス「メルカリShops(ショップス)」(運営:ソウゾウ、東京都港区)において、足元のリユース事業者の累計出店数が2022年3月と比較し約1.5倍に増えている。リユース関連取引数も約2.2倍の増加。「直近では物価上昇の影響が後押しとなっている」(ソウゾウ広報・飛田瞭氏)という。
フリマアプリ「メルカリ」のUXで、スマホからショップ開設できる手軽さと、月額利用料がかからない点から、リユース事業者の間でもメルカリショップスの出店が増えている状況だ。
メルカリは元々リユース品を個人間売買できるサービスであることから、メルカリショップスでのリユース品取引も活発だ。商品によっては、事業者出品であることから安心・安全性が訴求され、フリマのメルカリよりも取引単価が約2倍と高い。月に1700万円を売り上げているリユース店もいるという。
スポーツショップ運営のムラサキスポーツでは、1つのショップを複数アカウントで運用できる「スタッフアカウント機能」を用いるなど積極活用。ほかのECモールでは出品しづらい、店舗で日焼けしてしまった商品や展示品をはじめ、アウトレットやリユース品を販売している。出店1ヵ月でフォロワー数は1万人超となった。
都内で古着店を展開するバズストアは「タイムセール機能」を活用するなどして売れ残りをほぼ出さず、月5万点を出品。
着物セレクトショップのフワリではリユース着物を販売し、出店2ヵ月で月販100万円を上げている。
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