Assurant Japan、中古スマホ 機械で再生
2023年03月18日
中古スマホの再商品化を手掛けるAssurant Japan(アシュラントジャパン、東京都千代田区)は昨年秋、埼玉県三郷市内の拠点に、スマホの検品及び査定を自動で行う機材を導入した。機材の名称は「ビジョントンネル」。従来の人力による再商品化に比べ、コストを6割以上削減できるのが強みだ。iOS・アンドロイドの双方に対応する。
人力比でコスト6割減
自動グレーディングの流れ
同社はキャリアの下取り等で引き取られた中古端末を再商品化し、国内外で販売する事業を手掛けている。日本では東京・亀戸と埼玉・三郷に拠点があり、現在月間約5万台の再商品化を手掛ける。
そんな同社が導入したビジョントンネルは、コンベアと、そのコンベア上にある複数個のカメラ、そしてロボットアーム、AIプログラムで構成される巨大な機械だ。
利用時は、まずスマートフォンをコンベア上のカメラが撮影する。
第555号(2023/03/10発行)15面