<家具・家電>家電輸出の浜屋、売上43億円
2016年07月25日
前年比売上増の企業目立つ
家具・家電
今年が初となる中古家具・家電ランキング。1位は中古家電輸出の最大手、浜屋だ。生活家電・デジタル家電等で中古売上高43.5億円を上げている。同社は回収業者や法人、個人から家電を買い取り、東南アジアや中東を中心とした約40ヵ国に輸出する。自転車や家具、雑貨など海外でニーズがある商品も積極的に扱う方針だ。
浜屋に続くのは、総合リユースを多店舗展開する企業だ。2位は総合リユースを54店(前期末時点)展開するトレジャー・ファクトリー。中古家具・家電で売上構成比の26%を占め、売上高は31.2億円。前年調査よりも3億円以上増えた。期初から出張買取時の配送を本格的に外部委託し、買取量を安定的に増やした。
26.7億円を売り上げて3位に付けたのは、中古家電の卸を行う中部リユース。前期比31%増と、好調に推移しているようだ。大規模な再生工場3ヵ所を有し、家電の再商品化を得意とする。販路は幅広く、リユース店をはじめリース会社などに卸している。
396号(2016/07/25発行)11面