女子アナがフリマ、TVで着用した衣装を放出!
2015年06月01日
コンセプトの際立つフリマがおもしろい。現職の女子アナウンサーが主催する、「女子アナフリマ」がそれだ。彼女たちが収録衣装として着用した衣類や小物を目当てに女性客が集まっている。
アナウンサーは職業柄、自腹で用意する衣装が多く、同じものを何度も着用しづらい。発起人の長崎真友子さんの自宅にも、1〜2度しか利用していない洋服や小物が200点以上もあったと言う。そこで同じ悩みを持つアナウンサー仲間たちと、衣装用に買ったアイテムの再販を行うことに。女子アナフリマと銘打ち、昨年の8月に銀座のスタジオで開催以降、定期的に行っている。
価格帯のボリュームゾーンは、1000〜2000円。新品価格のおよそ10分の1〜5分の1だ。ブランド物も多く、「このクオリティーのものが、この値段で手に入るのはすごい」とお客からは驚きの声があがっていると言う。
珍しいコンセプトが口コミで話題を呼び、主催イベント以外にも、「働く女子フェス」など女性向けのイベントやヤフオク!が主催する福岡でのフリマイベントにもゲスト出店している。現在も全国各地のイベントや企業から、招致の依頼が絶えない。
368号(2015/05/25発行)16面