サカイ引越センター、山野 幹夫 専務取締役インタビュー

検索

「INTER VIEW」

サカイ引越センター、山野 幹夫 専務取締役インタビュー

2023年08月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スペシャルインタビュー

年商1095億円(2023年3月期)の引越最大手、サカイ引越センター(大阪府堺市)が「リユース」にも力を入れている。引越顧客から買取りを行うほか、関東ではリユース店を直営展開。またM&Aでジェイランドなどを傘下に収め、グループを拡大させてきた。山野幹夫専務取締役に話を聞いた。

引越に「買取」付帯、リユース店も直営で

「リユース事業」前年から3割増収
今後もM&Aで事業拡大視野に

サカイ引越センター 山野 幹夫専務取締役サカイ引越センター
山野 幹夫 専務取締役

コロナ下でも引越需要底堅く

── 御社のリユース事業の話の前に、メインの引越事業のほうは新型コロナによりどのような影響があったか、また現在の景況感など教えてほしい。

山野 コロナ感染拡大の開始当初は、引越がなくなってしまうのではと心配しすぎた部分もありましたが、杞憂に終わりました。

リモートワークが広がって転勤が減ると、法人需要が来なくなってしまうのではと思い、そこでインターネットから個人の単身のお客様の引越を多く受注することにシフトしていきました。結果、コロナ前よりも引越件数を増やすことはできましたが、引越単価は安いですし、従業員の疲弊感が積もってしまったこともあり、それから計画的に受注するようにしてきました。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第565号(2023/08/10発行)9面

Page top
閉じる