圓屋 未使用建材のリユース、既存事業の流通店で買取り
2023年08月26日
名東木材グループの1社で、建材流通業を手掛ける圓屋(愛知県東海市)は、リユース事業に参入している。建築業者から誤発注や余剰資材などの未使用品、ショールーム展示品を買い取り、新品価格6〜7割で再販。昨年から東京展開にも乗り出した。「都内では倉庫を持たず在庫をストックできない方がより多く、需要があるとみて進出しました。東京足立店で月商400万円で、リユース事業の売上高の6割を占めている」と事業責任者の東慎也氏は話す。
既存事業の流通店で買取りを行う
東京展開も開始
買取りは、 クロスや断熱材など内装材や木材が多い。洗濯機の排水トラップといった水栓器具、トイレやエアコンなど住宅設備、ダウンライトなど電材も集まり始め、商材ジャンルが広がっている。建材は物が大きく運送コストや売り場面積をとるため、既存事業の流通業のノウハウを活用する。
第566号(2023/08/25発行)4面