ヤマハミュージックジャパン、中古楽器の買取りを全国展開
2023年09月04日
楽器メーカー大手のヤマハが、今秋から二次流通に参入する。ヤマハ100%出資の国内販売会社ヤマハミュージックジャパン(東京都港区)は、中古楽器の買取サービスを始めた。昨年11月「ヤマハミュージック 名古屋店」でトライアルを開始後、対応店舗を全国14店に拡大。今秋から、同社が展開する楽器・防音室のレンタルサービス「音レント」にて、買取り品を導入する予定だ。
自社でメンテナンスも手掛ける
レンタルで導入予定
同サービスはヤマハ製に限定し、管楽器とギター・ベース類を対象とした。ホームページで来店予約を受け付けているほか、楽器の品番ごとに買取金額を公開している。店頭で演奏に支障がないと確認できた場合は、状態を問わずホームページの買取り金額と同額を提示する。成約後は後日、ゆうちょ銀行発行の「振替払出証書」を郵送し、換金してもらう。
第567号(2023/09/10発行)1面