【思い出に寄りそって Story47】ブルークリーン、米国基準サービスの動画見て、孤独死の特殊清掃依頼した妹

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【思い出に寄りそって Story47】ブルークリーン、米国基準サービスの動画見て、孤独死の特殊清掃依頼した妹

2023年10月29日

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ブルークリーン 思い出に寄り添って47

自死や孤独死後、ゴミ屋敷の片付けなどの原状回復に必須の特殊清掃。そのニーズは高まっていますが、業務の内容は高度かつ専門的で、日本では技術的なガイドラインが定められていません。今回は40代の兄が孤独死した妹の依頼を国際基準のサービスで解決した事例をご紹介します。

ブルークリーン

トラウマシーンの特殊清掃手掛ける

ブルークリーン 藤田代表が取得した米国基準資格証明書藤田代表が取得した米国基準資格証明書

ブルークリーン(東京都大田区)は、関東一円を対象にトラウマシーン(孤独死や自死及び事件、事故現場)の特殊清掃を手掛ける企業だ。日本ではまだ特殊清掃のガイドラインは定められていないが、同社は2022年にこの業界の最先進国である米国でバイオリカバリーの資格を取得。科学的根拠に基づいた米国基準の作業をお客に提供しており、YouTubeでも特殊清掃や片付けに役立つ情報を発信している。

今年に入って、その動画を見たという40代の女性Aさんから特殊清掃の依頼があった。仲の良かった兄がアパートで孤独死したというのだ。Aさんは自分を責めており、精神的に焦燥していて、「鍵だけ渡すので、室内を見てきて欲しい」と頼まれた。

見積もりを取るために室内に入ると、1Kのアパートは新聞紙、ペットボトルなどで床が見えない状態だった。依頼者の兄は死後2〜3週間経ってから発見された為、腐敗臭とタバコの匂いがひどかった。

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第570号(2023/10/25発行)23面

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