RDX(東京都八王子市)はRFID(電波を用いて商品データを読み書きするシステム)とEC併売ツールをパッケージ化したシステムを今年5月から提供している。実店舗の商品管理を効率化しつつ、ECツール併売を自動化できるのが強み。特に中国向けの越境販売に強い。
中国向け越境ECに強み
RFID活用で棚卸し速度10倍
システム構成図。販売業務の多くを自動化できる
同社が提供する機能は大きく3つ。RFIDのシステムを用いたクラウド型の在庫管理と、越境EC、EC併売管理に分かれる。
その他、商品タグの発行や、SNS向けの販促文の自動作成および自動投稿、既存の商品データの移行など、複数の機能を盛り込む。
在庫管理システムはクラウドに対応。棚卸しの際には、ハンディターミナルでRFID電子タグ(商品タグ)を読み取ることで、商品登録や保管場所の管理、入出庫や棚卸しなどの管理を効率化する。
第571号(2023/11/10発行)15面