「0から始める古物開業Story」第14回、初めての催事出店

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「0から始める古物開業Story」

「0から始める古物開業Story」第14回、初めての催事出店

2023年12月25日

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0から始める古物開業Story

古着店を始めてからずっとしてみたかったのが催事販売です。なんとも素人感が漂いますが、人がたくさん集まるイベントでモノを売るのはとっても楽しそうだと思っていました。さらに後付けで言うと、催事販売は「認知獲得」と「在庫処分」という意味でも非常に有効で、とある取材先によれば「1年でならしたら、店舗よりも催事のほうが稼げてた」なんていう話も聞いたことがありました。

古本店・中古レコード店と合同でフリマを実施

古着屋MINT 地域の先輩古物商らとタッグを組んだ地域の先輩古物商らとタッグを組んだ

ですが、僕の弱みは車を持っていない(出張買取もしたいので来年には中古車を買うつもりです......)ことで、荷運びの手間を考えると市内のイベント出店が限界でした。それで市内のイベントをあれこれ探すのですが、これが見つからないんです。フリマはあってもなぜか新規出店を受け付けていなかったり、半年に1度しか開催されていなかったり。もう仕方ないかと、イベント出店を後回しにするのですが、ネットですら売り切れない在庫が溜まっていくのに不安が募っていました。

そんな中、市内で古書店と中古レコード店が合同で催事をすると聞きました。内容は古書・中古レコードを最安で1点100円~販売するというもので、まさに在庫処分のバーゲンセールといった感じ。定期開催されているその催事は、聞けば毎回かなり盛り上がっているようで、その二人と多少つながりのあった僕は、わりと強引に参加を申し入れました。

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第574号(2023/12/25発行)21面

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