ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店(東京都武蔵野市)
ハードオフTOKYOラボ吉祥寺店、お客が自分でメンテができる ハードオフ実験店舗オープン《第166回》
【1F ハードオフTOKYOラボ】
ハードオフで「生産工場」と呼んでいる、動作確認やメンテナンスを行うチェック台を2台設置した「TRY! HARDOFFコーナー」。無料で様々なチェック機器を使うことができる。テーブルの上には「初代ファミコンを今のテレビで写す」などの同店スタッフによる裏技も紹介している
お客が動作確認を自由に行うことができる「TRY!HARD OFF」があるハードオフTOKYOラボ吉祥寺店。
ここでは購入前に点検ができる他、買取りに持ってきた商品をメンテナンスすることもできる。場合によっては査定額をアップさせることも可能だ。
「今までハードオフを利用されていたお客様ほど、ここを活用していただいています」と宮澤康久店長。
置いてある機器はハードオフのバックヤードで使っているものと同じでプロ仕様。自宅でできないメンテナンスも施すことができる。簡単なマニュアルを用意しており、スタッフもアドバイスする。「察しの良いお客様は『ハードオフはこれだけのチェックをしている』と気付いていただいてます」と話す。
ラボ第一号店となる同店。実験店舗として様々なお客の反応や意見を吸い上げ、既存店にフィードバックしていく予定だ。
チェック台には工具一式が揃えられている。またクリーニング用の洗剤やぞうきんなども完備。VHSや8ミリのビデオのヘッドクリーナー、試聴用のレーザーディスクなども用意している
【2F ハードオフ楽器スタジオ】
楽器を試奏できるスタジオもある。利用料は無料で1回15分、3点まで持ち込める。防音室になっているので、大きな音を出すことも可能。
【3F ハードオフオーディオサロン】
広さ約15坪の第一試聴室はオープンスペースになっており、開放感を演出。ソファに座りながら、高級スピーカーの音質を確かめることができる。自宅からCDやレコードを持ってきて聞くことも可能。この他、5坪の第二試聴室もある
オープン | 2017年3月(ハードオフ楽器スタジオとオーディオサロンは2016年9月) |
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取扱い商品 | パソコン、生活家電、その他 |
客層 | 男:女=6:4 |
スタッフ数 | 6名(内社員1名) |
備考 | ◎売り場面積/100坪(1フロア100坪。3店舗合計300坪) ◎商品構成比/パソコン3割、生活家電4割、その他3割 ◎ハードオフTOKYOラボを運営するハードオフコーポーレーション(新潟県新発田市)の店舗数(直営・FC)は861店舗(2017年3月現在)。 |
414号(2017/04/25発行)13面