「0から始める古物開業Story」第30回、一括出品ツールを導入する(前編)

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「0から始める古物開業Story」

「0から始める古物開業Story」第30回、一括出品ツールを導入する(前編)

2024年08月30日

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リユース経済新聞 Z世代ライター

地方で古着屋の実店舗を営む僕ですが、ただ今ネット販路の開拓も急ピッチで進めています。やはり店舗の売上にはかなり波があって不安定ですので、そろそろネットに本腰を入れなきゃと思っていました。メルカリショップスには開業当初から出品していましたが、それ以外の販路はほぼノータッチ。次の一手はと考えると、「店舗も1年以上やってきたことだし、既存客の流入も期待できるから自社ECでもやってみるか!」ということでショッピファイを開設しました。ところが、「それぞれのモールに同じ商品を登録するのか。えっ、管理が面倒じゃないか...」と気付き、「一括出品ツール」や「EC併売」関連のシステムを探しはじめました。そして当時、利用料が無料(現在は有料)だったツールを導入することにしました。

自社EC売れず断念、大手モール頼みに

利用ツールが無償から月額課金に

mint WASABI SWITCH LITE版の管理画面WASABI SWITCH LITE版の管理画面

導入したツールは、管理画面上で商品の写真や説明文などの情報を入力し、そこから各モールにボタン一つで同時出品(併売)できます。メルカリショップスやショッピファイ、ラクマ公式ショップ等の大手モールに対応しており、いずれかのモールで商品が売れたら瞬時に併売中の他モールから商品を取り下げてくれます。他社の一括出品ツールも検討したのですが、どこも利用料が高く、なおかつ僕レベルの小規模事業主にとっては不要と思える機能が搭載され過ぎていておっくうでした。

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第590号(2024/08/25発行)30面

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