法人間オンラインオークション事業を運営するオークネット(東京都港区)では、同社グループ内にろう者(デフ)フットサルの日本代表選手が働いている。障がい者アスリートとして、どのように仕事とフットサルを両立させているか、インタビューした。
障がい者アスリートとして、仕事と競技を両立
勤務時間は
他の社員と同じ
オークネット
人事総務部人事グループ
東海林 直広さん(左)31歳。小学2年からサッカーをはじめ、高校からフットサルに転向。17歳の時に日本代表に選出され、以来14年間日本代表として国際大会で活躍している。2017年にオークネットに入社した。アバンソールさいたま所属 オークネットアドバンス
コーポレート グループ
宗澤 麟太郎さん(右)25歳。小学2年からサッカーをはじめ、大学1年の時にデフサッカーの練習に初めて参加。そこで東海林さんから声をかけられ、ろう者のフットサルチームに参加。20歳の時に日本代表に選出。2023年オークネットアドバンスに入社した。レグレ・マングリース所属
2023年11月、ブラジルで開催された「デフフットサルワールドカップ」。男子日本代表はそこで3位となり初めてメダルを獲得した。2024年3月には、冬季デフリンピック競技大会で、銀メダルを獲得。
いずれの大会もオークネットグループの東海林直広さんと宗澤麟太郎さんが日本代表の一員として出場。メダル獲得に貢献した。
障がい者アスリートである2人の勤務時間は、他の社員と同じ9時半から18時。
第590号(2024/08/25発行)23面