BEENOSグループビークルーズの岩本夏鈴です。
リユース業界における海外向けの販売を解説していく本連載。前回は2024年の越境ECの消費動向からリユース品のポテンシャルの高さを確認しました。今回はリユース企業における越境ECのはじめ方について解説します。
【プロフィール】
BeeCruise株式会社
グローバルグロース ハックチーム
岩本夏鈴
2019年より現職。BeeCruiseにて日本法人向け海外進出サービス事業の企画・国内セールス/海外セールスなどの統括を行い、年間約240案件のマーケティングやプロモーションなど戦略策定や提案・支援を行っている。
海外向けの販売は様々な手法があります。輸出や卸し、海外出店などのほか、近年では自社ECサイトの越境化や現地ECモールに出店して越境販売するようになっています。商品を海外に持っていく従来の手法に比べて、越境ECでは日本国内に拠点を置き、国内在庫を活用しながら海外向けに販売していくことが可能です。国内向けの機会損失がなく、海外現地の需要予測が難しい場合でも開始しやすいため、リユース品を扱う事業者の皆様にとって有用です。
第602号(2025/02/25発行)26面