三菱UFJリースグループ、医療先進国の欧米に輸出増
2015年10月26日
中古医療機器のエム・キャスト
三菱UFJリースのグループ会社で、中古医療機器を扱うエム・キャスト(東京都江東区)が、医療先進国の欧米への輸出で売り上げを伸ばしている。
これまで国内中心に 販売してきたが、現在は輸出が全体の5割を占める。他にはインドや東南アジアにも輸出する。
同社曰く、状態が良くメンテ済みの日本の中古医療機器は医療先進国でもニーズが高い。「同じ機器でも他国より『日本で使用されていた』方が高値が付く場合もある」(月岡支社長)。よく売れるのは、最新のCTスキャンやMRIなどの大型機器。販売単価が高いというメリットがある。
378号(2015/10/25発行)2面