チケット売買講座(1) 金券
読者の皆さま初めまして、東京を中心に8店舗(FC含む)金券ショップのマルトクチケットを運営しています富岡開発の芳村隆夫と申します。この度、ご縁を頂きまして金券売買についてお話しさせて頂く事になりました。業界の現状やこれからを考えた営業の仕方を金券業界からの目線だけではなく古物商を営んでおられる方々にも参考になるようなお話をさせて頂き、金券をもっと身近な商材の一つとして取り扱って頂けるようになればと思っております。
いつでも挑戦、断念できる
さて、第1回目は簡単な私の経歴と業界に入ってからの12年で私が感じた金券業界の今と昔について少しだけ触れてみたいと思います。
現在勤続しているマルトクチケットに入る前は、大阪に本社がある甲南チケットに勤めておりました。当時、関西を中心に30店舗以上を展開しており、本部含め全店舗を回り修業しました。それから縁あって今の会社へ転籍しました。
マルトクチケット新橋店
当初4店舗という今までとは全く異なる環境の中で、店舗数の多さや資金力だけに頼らない営業の仕方がこんなにもあると驚きの毎日でした。また、業界では新参者だったこともあり、エンドユーザーにも業界の方々にも、どうすればもっと自店の情報を発信できるか、納得した取引をしてもらえるか、日々試行錯誤してきました。
マルトクチケット
芳村隆夫 事業部長
<プロフィール>
富岡開発㈱が運営する金券ショップ。6年前に㈱甲南チケットから東京4店舗を事業譲渡後、2015年3月に屋号変更を行う。現在FC含め9店舗(東京・静岡)。
388号(2016/03/25発行)3面