おお蔵市場、初競り出来高3.8億円
2017年02月16日
道具とブランド合計で
中古ブランド時計等を扱うおお蔵(福岡県福岡市)が福岡で新たに立ち上げた古物市場「おお蔵市場」の初競りが1月に開かれ、出来高の合計が3億8750万円となった。
初競りに集まったバイヤー達
道具は17日に開かれ出来高は750万円。
25日のバッグ大会は260箱が出品され、1億4000万円、27日の時計・宝飾大会は240箱で2億4000万円となった。
おお蔵市場は、福岡の質屋組合が運営し、40年以上続く「福岡質組合競売会」を実質的に引き継いだもの。道具は例年1〜2月は荷が少ない一方で、ブランド品は初競りということもありご祝儀の荷が多く集まった。また、組合から企業運営に変わったことで福岡以外のバイヤーも多数参加。ブランド品はそれぞれ50社程度が参加した。
「地元で買い付けができる。多くの商品を見ることができ、勉強になったという声を頂きました」(古賀清彦社長)と地元の参加者からも高評価だったようだ。
おお蔵はこの他にもハッピープライスと共同でブランド品等を競る古物市場JWAオークションを開催している。
409号(2017/02/10発行)5面