リユース企業 チェーン店舗数ランキング2024(2023年度版)

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リユース企業 チェーン店舗数ランキング2024(2023年度版)

2025年01月10日

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リユース企業「チェーン店舗数ランキング」では、リユース業界専門紙「リユース経済新聞」がリユース企業の実態を調査、チェーンで展開する企業の店舗数TOP15社をランキング形式で紹介します。

 目次

  1:リユース企業・チェーン店舗数ランキングとは?

  2:ランキングTOP15社を紹介

  3:2024年(2023年度)調査から見えた変化

  4:まとめ

1:リユース企業・チェーン店舗数ランキングとは?

チェーン店舗数ランキングは、リユース経済新聞が毎年1回、全国のリユース企業を対象に行う調査「中古(リユース)売上ランキング」をもとに、リユース企業のチェーン店舗数を紹介しています。

リユース業界でよく知られるチェーンとして、ブックオフやハードオフが挙げられます。その他にも、国内には多種多様なリユース店がチェーン展開しており、フランチャイズから直営まで、その業態は様々です。

その他、総合的な調査結果はコチラの記事を参照ください:リユース売上ランキング2024 BEST300(2023年度実績)

「リユース売上ランキング2024」調査概要

調査概要:2023年度におけるリユース売上高を基に順位付けを行った。23年4月から24年3月までのいずれかを通期決算月として締めたリユース売上を23年度実績とした(一部企業においてはその限りでない)。

調査期間・方法:2024年5~6月に、インターネットフォーム、FAX、電話、メールのいずれかで回答を受け付けた。

2:売上ランキングTOP15社を紹介

ここからは、チェーン店舗数ランキングのTOP15社を紹介していきます。

※印の付いた数字は、企業直接の回答でなく、IR情報など外部データを基に本紙が推計した値となります。

15位 テイツー(屋号:古本市場、ふるいち) チェーン店舗数 158店

15位は、テイツーです。岡山県岡山市に本社を構える上場企業で、「古本市場」や「トレカパーク」を展開しています。2024年にはブランド品買取の「BRAND OFF」にFC加盟し、リユース軸とエンタメ軸の両輪で事業の拡大を続けています。またトレカ査定装置「TAYS」の外販にも力を入れています。

14位 ブループリント(クイック) チェーン店舗数 160店

14位に急浮上したのは、ブループリントです。スマホの買取り・修理を行う直営店を8店舗運営しています。またスマホ買取支援を行う「iPhone高価買取のクイック」を展開しており、チケットショップ、スマホケース店などさまざまな業種が加盟。年々その数を伸ばしています。

13位 バリュエンスHD(なんぼや、古美術 八光堂) チェーン店舗数 173店

13位は、東京都港区が本社のバリュエンスHDです。買取専門の「なんぼや」、販売の「ALLU」等を展開しています。24年8月期には12億円の営業赤字に。一方、東京・新宿に国内最大規模の販売店をオープンするなど、国内小売の拡大路線を継続しています。

関連記事:バリュエンスが赤字転落、小売り強化で狂った歯車

12位 トリアイナグループ(こやし屋、ヒカル買取鑑定団) チェーン店舗数 183店

12位は、東京都江東区に本社を構えるトリアイナグループです。出張買取の有力企業であり、買取専門店「こやし屋」も展開しています。24年4月には銀座に小売店をオープン。7月からは一般消費者向けにスポーツオークションを運営しています。

11位 コメ兵HD(KOMEHYO、BRAND OFF等) チェーン店舗数 234店

11位は、名古屋市内に本社を置くブランド品買取の最大手、コメ兵HDです。M&AやJ.フロントリテイリングとの合弁会社設立により、24年3月期の売上高は1194.5億円と大幅に増収。リユース売上1000億円企業となりました。買取専門店を中心に出店し、勢いを見せています。

関連記事:コメ兵、初の売上高1000億円超え

10位 アップガレージグループ(アップガレージ) チェーン店舗数 241店

10位はカー&バイク用品のチェーン最大手、アップガレージです。物価高や新品商品の値上げでリユース需要が加速する中、スマホ買取を開始するなど、取り扱い商品を拡充しています。24年4月には米カリフォルニア州に海外初店舗をオープンしました。

9位 Eco Ring Holdings(エコリング) チェーン店舗数 250店

9位は、エコリングです。兵庫県姫路市に本社を構え、買取専門店を直営・FCで展開。国内最大規模のブランドオークション「EcoRing the Auction」の主催も手掛けています。24年4月には第32回地球環境大賞「日本商工会議所会頭賞」を受賞しました。

8位 BuySell Technologies(バイセル、わかば等) チェーン店舗数 273店

8位は、出張買取最大手のバイセルテクノロジーズです。リユース企業のM&Aを強化しており、今年は買取専門店のむすびと、出張訪問買取「買取 福ちゃん」を傘下に持つレクストHDを買収。出張買取市場でのシェア拡大と、店舗チャネルの強化を両輪で進めています。

関連記事:バイセルテクノロジーズ、リユース企業のM&Aを推進

7位 大黒屋(大黒屋) チェーン店舗数 275店(推計)

7位は、バッグ・時計等の買取販売、質業を行う大黒屋です。オレンジ色の看板が特徴。「チケット大黒屋」ではスポーツ観戦チケット、アミューズメントパークのチケット、公共交通機関の切符などを扱っています。ブランド品等を競るDKオークションも手掛けています。

6位 トレジャー・ファクトリー(トレジャーファクトリー、トレファクスタイル等) チェーン店舗数 282店

6位は、東京都千代田区に本社を置くトレジャー・ファクトリーです。外出需要の拡大や物価高の影響が追い風となり、主力商品の衣類売上が好調に推移しました。国内外で総合リユース店の新規出店を進めており、今期は過去最多となる30店の出店を予定しています。

5位 エンパワー(買取大吉) チェーン店舗数 787店

5位は、本社を東京都新宿区に構えるエンパワーです。店舗数は5位以下を突き放し、787店舗となりました。買取専門店「大吉」の直営店展開とFC本部を運営しています。テレビCM等のマーケティング戦略でFC出店を拡大しました。同店は1000店を突破しています。

関連記事:「買取大吉」が1000店を突破

4位 ブックオフグループホールディングス(ブックオフ、ブックオフスーパーバザー等) チェーン店舗数 800店

4位は、ブックオフグループホールディングスです。本社を神奈川県相模原市に置き、古本店チェーンでは最大手企業です。書籍やメディア商材の「ブックオフ」、大型店の「ブックオフスーパーバザー(BSB)」、マレーシア等で「ジャランジャランジャパン」等を展開しています。

3位 ハードオフコーポレーション(ハードオフ、オフハウス等) チェーン店舗数 969店

3位に付けたのは、ハードオフコーポレーションです。ハードオフ、ホビーオフ、ガレージオフなど、7業態で国内・海外展開を行っています。工具やPCなど小型専門店の出店も加速。24年11月には広島・可部のFC店がオープンして1000店舗に到達しました。

2位 いーふらん(おたからや) チェーン店舗数 1190店

2位は、本社を神奈川県横浜市に置くいーふらんです。買取専門店「おたからや」を国内1000店舗以上展開するほか、おたからやオークションを主催しています。24年からシンガポールの新会社が本格稼働するなど、海外展開を計画しています。

1位 ゲオホールディングス(セカンドストリート、ゲオ等) チェーン店舗数 2108店

1位は、リユース最大手のゲオホールディングスです。2位とは1000店舗近い差をつけました。セカンドストリートの海外展開を米国や台湾などで進めており、24年10月には海外店舗100店目を台湾にオープンしました。今後は、シンガポールや香港への進出を計画しています。

3:2024年調査から見えた変化

チェーン店舗数ランキングでは、昨年度に引き続き1位のゲオHDが独走状態となりました。フランチャイズ展開をメインとする企業がランキングに並ぶ中、「GEO」や「セカスト」の直営店を中心に精力的な店舗展開を進めています。また2位のいーふらんは1000店舗以上を展開、3位のハードオフコーポレーションや、5位エンパワーが運営する「買取大吉」も24年末に1000店舗の大台に乗りました。

ゲオHDでは近年、海外出店を強化しており、国内外で地位を盤石にしています。同様にハードオフ、ブックオフ、エコリングなど、海外展開を強化する企業は多く、今後も海外出店のトレンドは続くことが見込まれています。

8位のBuySell Technologiesは、リユース企業のM&Aを相次いで行い、急速に店舗数を増やしています。コメ兵も同様にM&Aに積極的な姿勢です。昨年は中堅リユース企業のM&Aが続き、この傾向は今後も続くと予想されます。今後店舗数の拡大を目指すリユース事業者にとって、こうした上位企業とどのように差別化を図るかが鍵となります。

4:まとめ

本調査ではチェーン店舗数についてまとめました。全体で見ると、2023年は前年比3.7%増の1万8799店となっています。

上位企業には、ゲオ・ブックオフ・ハードオフ等の小売店に加え、買取専門店を主力業態とする企業がランクインしました。また年々FC加盟店を増やす企業や、M&Aによる統廃合でシェアを拡大する企業もランクイン。その強み・戦略は多種多様です。

「チェーン店舗数ランキング」においては、今後順位の変動が起こることも十分考えられるでしょう。今後のリユース業界の動きにも、ますます注目が高まりそうです。

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