JBA(日本ブランドオークション)、金沢で継ぐ手競りの文化

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JBA(日本ブランドオークション)、金沢で継ぐ手競りの文化

2024年12月29日

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コメ兵グループのK-ブランドオフ(以下:KBO・石川県金沢市)が運営するブランド品を競る業者間オークション「日本ブランドオークション(JBA)」が活況だ。昨今は少なくなった手競りの大会を継続。今もなお全国の有力企業のバイヤーが足繁くこの地に通っている。KBOが事業継承して12月で5周年を迎えたJBAの金沢大会を訪れてみた。

出来高は5年前の4倍に増加

小売好調で自社も仕入れ
大崩れしないのが魅力

JBA バッグは1点平均4~5秒というスピーディな競りバッグは1点平均4~5秒というスピーディな競り

JBAの開始は2007年8月に遡る。当時はリユース企業が参加できる数少ない市場として、全国の有力バイヤーが足を運んだ。2019年にKBOが承継した直後の金沢大会の出来高は月間4.4億円だったが、いまでは18億円の規模に。毎週開催されるライブネットオークションと月末に東京で開かれる入札式を合わせると月間28億円となり、グループのKOMEHYOオークションと肩を並べる規模にまで成長している。

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第598号(2024/12/25発行)13面

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