NTTソルマーレ、オタク・コレクター向けフリマアプリ

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NTTソルマーレ、オタク・コレクター向けフリマアプリ

2017年03月13日

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NTT西日本の子会社で、コミックシーモアなど運営するエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ(大阪府大阪市)が、オタク・コレクター向けフリマアプリに注力している。名称は「モノキュン!」でローンチは昨年9月。DL数や流通額は非公開だが、順調に増加していると言う。今年中に月間流通額1億円を目指す。

コミックシーモアのクリエイターがモノキュン!のキャラクターをデザインコミックシーモアのクリエイターがモノキュン!のキャラクターをデザイン。単なるプラットフォームではなく世界観を大事にした

中核事業の電子書籍「コミックシーモア」で、同社は20〜30代女性を中心に月間利用者数1000万人を抱えている。コミック好きのユーザー基盤を活かして、アニメやゲーム、アイドルのキャラクターグッズやコスプレ衣装などのC2Cサービスをつくった。

「C2Cやシェアリングの市場は右肩上がりで成長している。総合型フリマアプリはメルカリ一強だが、テーマ型はまだまだ開拓余地があります。電子書籍でつくった顧客基盤を活かして加速度的に伸ばしたい」(内海宏之部長)

コミックシーモアとのポイント連携や、NTTグループの安心感で競合アプリとの差別化をはかる。シーモア事業での出版社との取引を活かして、公式ショップでオリジナリティーある商品を流通させることも検討している。

NTTソルマーレ 内海宏之部長NTTソルマーレ 内海宏之部長

411号(2017/03/10発行)2面

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