ブランドオフ、ヤフオク!でブランド古物市
2017年03月14日
「CtoC出品者仕入れの場に」
ブランドオフ(石川県金沢市)が3月2日、ヤフオク!上で「ブランドオフBtoBネットオークション」をスタートした。
ブランドオフは3月1日に、ヤフーと協力会社のオークファンと3社で新サービスの記者発表を行った。
写真左からヤフオク!ユニットマネージャーの一条裕仁氏、ブランドオフ安山勉社長、オークファン武永修一社長
ヤフオク!の機能をつかって中古ブランド品の古物市場をオンライン上で展開する。売り手も買い手も、ブランドオフから認証を受けた者だけが参加できる。出品者は厳しい審査があるが、買い手は古物商を持っていれば個人でも法人でも参加できる。利用者として小規模店や、フリマサービスなどCtoCで稼ぐユーザーを想定している。
初回は50社が1万点を出品し、出来高5億円が目標。入札期間は毎週土曜日から火曜日まで。当面は月間10億円の出来高を目指す。落札価格は、小売の20〜90%程度を見込む。
入会金・利用料は無料で、購入手数料も0円。販売手数料は落札額の5%(外税)。
同オークションについてブランドオフの安山勉社長は「CtoCを活性化するためのプラットフォーム」と表現する。
フリマサービスなどに出品する売り手の、仕入の場とする考えだ。そのため真贋判定ができないユーザーでも安心して購入できるよう全商品検品を行い「真贋判定保証」を付け、トラブル対応も仲介する。
411号(2017/03/10発行)3面