フォーナイン、創業1年で年商4億円の買取店

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「新規、小規模店の勝算」

フォーナイン、創業1年で年商4億円の買取店

2017年04月20日

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初期投資が少なく起業しやすい中古事業だが、激しい競争が見られるようになってきた。新しいプレイヤーに勝算はあるのか。2つの成功事例を紹介する。

再来店があったか顧客率を集計公開

昨年4月に、貴金属やブランドの買取店事業で創業したのがフォーナイン(千葉県柏市)。「リプラス」の屋号で4店を展開しており、初年度から、営業月を1ヵ月欠きながら4億円の売上げを見込んでいる。

リプラスの店舗外観リプラスの店舗外観

買取店があふれる中、同社が重点を置いた最大のポイントは「接客力と営業力」。「相場がある程度決まっているので、どの店でも査定額に大きな差はない。決め手となるのは、思い入れや希望価格をヒアリングする力と、コミュニケーションをとって、顧客化する力です」(今井社長)。

同社では、新規のお客がどのスタッフの担当についたか、その後再来店があったかどうかという「顧客率」を集計公開し、接客力の向上につなげている。

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413号(2017/04/10発行)17面

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