【エリア別有力リユース企業マップ】ワンダー、113億円で北関東トップ

検索

【エリア別有力リユース企業マップ】ワンダー、113億円で北関東トップ

2017年07月31日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

エリア別有力リユース企業マップ

近畿の首位はトーカイ

中古売上ランキングベスト230で集まった有力企業を、エリア別に紹介するのが本企画だ。北海道から沖縄まで全国を7ブロックに分け、中古売上高の大きい順に7〜10社をピックアップした(各社、本社所在地のあるエリアに振り分けた)。

北海道・東北エリアのトップは東都クリエート。東北地方メインにブックオフや総合リユースのオーディン等、様々な業態を展開する。高齢化・人口減で物販・買取自体の縮小を見越して、片付け、ハウスクリーニング等、付帯するサービスにも注力している。

オカモトは、北海道で総合リユース店「なんでもリサイクルビッグバン」や、ブランド買取「キングラム」のFC店を展開する有力企業だ。

北関東エリアのトップはワンダーコーポレーション。メディア店やリユース店を直営で95店展開。リアル店とWEB一体型の買取り強化を掲げ、社内大学による査定力向上や、WEB経由の宅配買取などに注力する。

ゼロジャパンは埼玉・東京・千葉等でリユースブティックを30店展開し知名度を持つ。南関東と中部・北陸エリアのにはリユース大手がひしめいているが、ブランド時計・メンズ古着のCLOSER、ブックオフや金券店・総合リユース店を展開するハウマッチなども存在感を放っている。

近畿エリアのトップは金券・ブランド品等を中心に扱うトーカイ。洋酒や工具、携帯等にも商材幅を広げ成長する企業だ。ピアノ買取・輸出の国内最大手と目されるタケモトピアノも、近畿地方の有力企業だ。

中四国エリアでは、総合リユース店・ゲーム店の上昇が有名。チャレンジは岡山で1000坪の総合リユース店を運営するかたわら、ブランド買取店や中古楽器ECなどにも取り組む。

九州・沖縄エリアでは時計のおお蔵が売上高約85億円と大きく成長している。ブランド品等の出張買取を行うリプロや、佐賀で質店を2店運営するニューポーンなど、元気な地場の企業もランクインした。

420号(2017/07/25発行)15面

Page top
閉じる